テンプレート:統合文字 両津家(りょうつけ)では、秋本治の漫画作品およびアニメ作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の人物、両津勘吉の家族や一族について説明する。主人公の両津については両津勘吉を参照。 テンプレート:ネタバレ
両津家の特徴[]
夏春都によると、男性陣はラテン系の気質でいい加減なのが多く、女性陣はゲルマン系の気質で、几帳面なのが多いとされる。[1]
宮大工から始まって植木屋、左官屋、経師屋、浮世絵摺り師に刀鍛冶、等々と職人のオンパレードで『親戚だけで家が一軒建つ』と言う一族。
RYO(原始時代)
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勘吉(江戸時代)
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(不明)
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ため吉┳とめ どら吉
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勘兵衛┳秋冬 夏春都 みの吉
┃ (擬宝珠家)
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┃ ┃(尾形家)
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元五郎 銀次┳よね (中川家遠縁) 米吉┳さくら
┃ 霧ヶ谷英次郎 ┃
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勘吉 金次郎┳景子 京子 一男
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(不明) 京子
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リョウツ (10代後)
(西暦3001年)┃
実直
両津勘兵衛[]
りょうつ かんべえ(声:北村弘一)
両津勘吉の祖父で、佃島(東京都中央区)の一番古い長屋で年金暮らしをしていたが、現在は事業(老人ばかりを集めたテレビゲーム会社、R・G・Cことリョウツ・ゲーム・カンパニー)に成功し、高層マンションに住んでいる。近年会社を売り、今は燕の巣の採取やレアメタルの採掘、飛行艇による航空会社などを始めている。趣味はテニス。フェラーリやクルーザーを所有する。妹は「超神田寿司」を経営している夏春都。当初は夏春都とともに佃煮屋「よろずや」の仲見世の支店を営んでいたが、夏春都が擬宝珠家に嫁いだ後、道楽にふけったため10日で支店はつぶれた。戦前は大日本帝国海軍に所属し戦闘機整備をしていた。また、日露戦争で日本海海戦、太平洋戦争で真珠湾奇襲、ミッドウェー海戦に参加している。しかし、日露戦争の従軍経験者と言うことを考えると、おそらくは海軍兵学校三十二期生であり、かの有名な連合艦隊司令長官山本五十六大将や同時期の海軍大臣嶋田繁太郎大将などと同期の軍人となる。このことを踏まえると、年齢的に太平洋戦争当時に航空機の整備員をしていることはおかしいので、少なくとも最終階級は大尉以上でなければいけない。しかし彼の軍での最終階級は明らかになっていない。また昭和初期にモボ(「モダンボーイ」の略称)と呼ばれたプレイボーイであると公表しているが、定かではない。
勘吉と同じく眉毛が繋がっている。
年齢は初登場時98歳で、後に105歳となったが、現行の設定では曖昧になっている。少なくとも妹の夏春都が1900年生まれと言うことから、19世紀生まれの人間となる。
食糧難で飢えていた妹(夏春都)の為に芋を盗んで与えているエピソードから、根は妹思いの様である。
両津夏春都[]
りょうつ げぱると(現姓:擬宝珠夏春都)
詳細は擬宝珠家を参照
両津秋冬[]
りょうつ あきと
勘兵衛の妻。銀次の母で両津勘吉の祖母である。本編未登場。かつて勘兵衛と銀次の使い込みと浮気が発覚した時には、包丁を持って浅草寺まで追い回した。これらは後に「両津家の乱」と呼ばれるようになる大騒ぎになった。三味線が達者で勘吉も小学生のときに教わっていた。故人。
両津銀次[]
りょうつ ぎんじ(声:渡辺哲、ドラマ版 2011映画・演:ラサール石井)
両津勘吉の父で、浅草の佃煮屋「よろずや」を経営する。勘兵衛の次男。推定年齢は70歳。また、背中に龍の目玉だけの刺青がある(昔、極道を目指し全身に入れようとしたがあまりに痛くて逃げた)。初対面の女性に、背中に龍の刺青があると自慢する。趣味は女遊びとアダルトビデオの鑑賞。江戸っ子気質で短気な性格。佃煮の材料にオーストラリア産の安物を使ったり赤子の勘吉を背負い飲み屋や成人映画館に入り浸ったりなど、勘吉の性格のルーツの多くを担っている。また、勘吉の少年時代のエピソードでは職人気質溢れる人物像となっている。かつて勘吉に店を継ぐようにしつこく言い、腹を立てた勘吉がゴキブリの佃煮を店に出したところ大喧嘩になり、勘吉が家を出て勘当状態となっていた。後に勘吉が中川と麗子を連れて浅草めぐりをした際に偶然再会してしまい、最初は気まずかったが酒を交わすうちに色々思い出すところもあった。銀次は帰り際「家に寄らんか」と勘吉を誘うも、勘吉は母・よねには申し訳ない気持ちがあったようで、この時は自宅に顔を出すのを拒んだ。これ以前にも勘吉が事故死した知り合いのチンピラの両親を尋ねた時、自分の親が思い出されたのか、旅行先の公衆電話で久々に家に電話して銀次と話をしている。しかし、以上の話は後の話と矛盾する点も多く(勘吉が警察官採用試験を受けた時点で自宅暮らしだったことなど)、現在の設定では「なかったこと」にされている可能性が高い。両津家の乱の時には、よねに追われ六区を逃げ回り、最後には、吾妻橋から隅田川へ飛び込み逃げたという。
また、勘吉同様、1万円で他人になったりする。その他、勘吉とは頻繁に親子喧嘩をしている。ジャンプコミックス(以下「JC」と表記)29-9・29-10「ハローグッバイの巻」で登場したアメリカ人のサンディは「喧嘩するほど仲が良い。いい家庭」と評している。
両津よね[]
りょうつ よね、旧姓:尾形(声:尾小平志津香、ドラマ版 2011映画・演:柴田理恵)
両津勘吉の母で、柴又から嫁いできた。弟が柴又で惣菜屋を営んでいる。古い物を大切にし、何でも物を捨てずに溜め込んでおく癖があり、押入れや戸棚には年代物(千人針、旧日本軍の地雷、昭和31年のカビだらけのそば、数十年前(昭和30年代のものと思われる)の鯨肉の缶詰、明治時代の醤油瓶・歯磨き粉など)が多数ある。また、その性格故、両津に送られてきたヴィンテージもののアロハシャツ(1枚数万円ほど)をただの古着と思い込んで雑巾にしてしまったり、浮世絵を漬物の壺の蓋に使ってしまったりしている。夫と息子の親子喧嘩を唯一止めることができる。
両津金次郎[]
りょうつ きんじろう(声:今井敦、小学生時代 - 岩坪理江(79話)、鈴木裕美子(169話)、鈴木真仁(289話、319話))
両津勘吉の弟で、弁護士。中川家と遠い親戚関係である霧ヶ谷家の次女・景子と結婚して娘・京子を授かる。それにより、勘吉は中川家の親戚という立場を悪用し始める。顔は兄に似ているが、小学生の頃から視力が悪いためメガネをかけている。
両津家の男の中で唯一真面目で几帳面であり、勤勉が長所であるのに対し運動音痴という短所があり、兄とは正反対である。兄のことは、「反面教師」もしくは「悪の教師」と語っている(しかし、頼もしい兄とも発言している)。中学受験の時、兄・勘吉から貰った湯島天神の合格祈願のお守りを結婚した今でも大事にアルバムにしまっている[2]。
趣味はアマチュア無線で、第一級陸上無線技術士の資格を所持している。少年時代に実家の物置に無線機がなぜかあり、兄の勘吉が面白おかしくいじっているのを見て興味を持った。工作類が苦手で不器用だが、ラジオだけは手作りできる腕前があるので、秋葉原には良く行っている。他にも少年時代には伝書鳩の飼育にも凝っており、勘吉にも飼育の手伝いを頼んでいる。愛車は三菱・コルト1000(約17年乗車)だが、兄・勘吉からは「ボロコルト」といわれ、落書きされたことがある[3]。
弁護士を目指したきっかけはいじめられっ子だったので、いじめられ、泣いていた際に「須田成道」という正義の弁護士から教えを乞うたのがきっかけで、中学は国立に進学した。弁護士になっても兄・勘吉に助けられることも多い。
兄と違い極度の方向音痴で、幼少期はなかなか家に帰ることができず、迷子になっていたことが多い。
隅田川花火大会が好きで、花火がよく見えるマンションに住んでいる。
両津景子[]
りょうつ けいこ、旧姓:霧ヶ谷(声:長浜満里子)
金次郎の妻。霧ヶ谷建設の社長・霧ヶ谷英次郎の次女。中川家の八男の妻の父の姪の夫の甥の伯父の娘で、金次郎と結婚した事により中川家と両津家は親戚になった。金次郎の生真面目さに好意を持って結婚するに至った。
両津京子[]
りょうつ きょうこ
金次郎と景子の娘。銀次とよねにとって待望の初孫で、もちろん両津にとっても可愛い姪である。両津には名前を忘れられ、「小金丸」「彦六」などと呼ばれた事がある。106巻に登場したが、作者自身でなくアシスタントによる描写だった。モブに近い扱いを受けた悲しいキャラ。アニメでは名前が異なり、「ちよこ」になっている。
両津ため吉[]
りょうつ ためきち
1853年生まれの酒豪。うわばみのような酒びたりの生活で明治末期(日露戦争後)に亡くなったとされる。勘兵衛・夏春都・みの吉の父で、銀次・夜婁紫喰の祖父、勘吉・纏・檸檬らの曽祖父にあたる。勘吉が訳あって天国に行ったときにも泥酔状態で道に転がっていた。後に天国でため吉に酒を売らないことが決められ、酒を飲むためだけにこの世に生き返る。最後は伊藤博文初代内閣総理大臣の鶴の一声で天国に戻っていった(台詞上では「伊東博文」)。歴史上の人物との交流も深く、坂本龍馬とは飯を食ったことがあったり、森鴎外に写真を撮ってもらったり、西郷隆盛と握手したり、また幕末・明治の偉人達からサインを頂戴したりしている。但し、千葉周作から剣を習ったというが、周作は1855年(ため吉が2歳の時)没のため、弟の千葉定吉である可能性が高い。日本人で初めてピースをして写真を撮った。
両津とめ[]
りょうつ とめ
ため吉の妻。勘兵衛・夏春都・みの吉の母で銀次・夜婁紫喰の祖母、勘吉・纏・檸檬らの曾祖母にあたる。本編未登場。明治時代の人物であるため、亡くなっている可能性が極めて高い。
両津元五郎[]
りょうつ げんごろう
勘兵衛の長男。勘吉の伯父に当たる。勘吉と麻里愛の結婚騒動の際に初登場し、祝儀代から行える結婚披露宴の予算を瞬時に計算するなど、金に目ざとい両津家らしい一面をみせつける。長男であるにもかかわらず「よろずや」を継がなかった理由はあきらかにされていない 。
両津どら吉[]
りょうつ どらきち
勘吉の曽祖父・ため吉の弟。その一生はとてつもなく複雑で、波乱に富んでいる。誕生地は上海、育った地はボルネオ。その後帰国し、17歳で会社の社長になるが競馬で負けて会社を潰した。その後はヤクザ、弁護士、キャバレー経営、銀行員、住職、作曲家など様々な職業に就く。住職の時に寺を燃やして10年間外国を逃げ回った経験もある。また8回の結婚歴、7回の離婚歴があり、その度に家を相手にあげている。背中には般若の刺青があるといい、住職をやっていた時にはお経を上げている時など襟から般若の入れ墨が見えたこともあるという。イタリア語を話す台東区民。
両津みの吉[]
りょうつ みのきち
わずか一コマだけ登場した勘兵衛の弟で夏春都の兄弟。勘吉・纏・檸檬らの大叔父。昔から道楽者でミーハーだったらしく遺品には珍しいものが多かった。だが、土地持ちでもあり、バブル期に高騰した霞町(現在の麻布)の土地が1坪あたり1億になり、10億円の値がついたことも。生前は妾を何人も侍らせていたりしていたが、晩年は生活に困っていたらしい。原作では1コマだけの登場だが、描き下ろしポスターにはきちんと両津家の一員として描かれている。
両津実直[]
りょうつ じっちょく(声:ラサール石井)
アニメスペシャル「湯けむりポロリ 2001京都の旅」で登場した両津家の末裔。金次郎の孫の孫の孫の孫の孫であり、金次郎から10代目の子孫である。宇宙人の侵略で荒廃した未来の地球を救うため、勘吉の体内にある抗体「リョーツGPX」を入手するためやってきた。容貌は勘吉に似ているが、性格はその名の通り実直。
両津彦左衛門[]
りょうつ ひこざえもん
勘吉の親戚で、この道80年の浮世絵刷り師の人間国宝。98歳。勘吉に版画800枚も刷らされ、死亡寸前だったこともあった。
その他[]
「Kamedas2」では、原始時代編に登場したRYO (リョー)、未来編に登場したリョウツ、江戸時代編に登場した勘吉(月光小僧)なども血縁としている。
法事など親類の集まるエピソードでは花川戸のよねやとめ吉(どちらも両津は記憶にない)が登場。他に、浮世絵刷り師や花火職人なども登場している。
また、作中に登場した家系図では両津ゴンや両津ゲロなどといった名前も確認できる。
ちなみに出版元である集英社が2001年頃、現実の世界で両津姓を名乗るまたは過去に名乗っていた人がいるかを調査したところ、存在しないことが判明している。
脚注[]
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