こちら葛飾区亀有公園前派出所 Wiki
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 > こちら葛飾区亀有公園前派出所 (アニメ)

本項目では、秋本治週刊少年ジャンプ作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を原作としたアニメ作品全般について解説する。

1985年版アニメ[]

1985年、「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」用として製作、会場上映された作品である。原作の第43巻第7話「罰当たり!両さんの巻」、第45巻第1話「シルバー・ツアーの巻」の2本を映像化している。なお一部のキャラクター設定が異なっている。1988年に『ジャンプ』のプレゼント景品としてビデオソフト化、当選者に配付された。サウンドトラックも出ていたが、その後一般販売されておらず視聴は困難となっている。後に一度だけテレビ東京系で放送された。

スタッフ
  • 監督 - 笹川ひろし
  • キャラクターデザイン - アンモナイト
  • 脚本 - 小山高男
  • 演出 - 津田義三
  • 美術監督 - 中村光毅
  • 音楽 - 松井忠重
  • 制作 - タツノコプロ
キャスト
イメージソング
  • 「ポリスマンは強いぞ!」
    • 作詞・作曲 - 山本正之
    • 歌 - 宮内タカユキ
  • 「派出所の夜はふけて」
    • 作詞 - 山本正之
    • 作曲 - 樫原伸彦
    • 歌 - 宮内タカユキ
  • 「昭和ひとけた 巡査部長」
    • 作詞、作曲 - 山本正之
    • 歌 - さとまさのり
  • 「下町ララバイ」
    • 作詞、作曲 - 山本正之
    • 歌 - 荒川務
  • レーベル - 日本コロムビア


テレビアニメ(レギュラー版)[]

こちら葛飾区亀有公園前派出所
ジャンル 少年向けアニメ
アニメ:こちら葛飾区亀有公園前派出所
原作 秋本治
監督 やすみ哲夫→三沢伸→高松信司→
高本宣弘→鴫野彰
キャラクターデザイン 丹内司(後期はメインキャラデザイン)、
山内昇寿郎(2000年まで)→
北崎正浩(後期から ゲストキャラデザイン、総作画監督)
音楽 米光亮、佐橋俊彦
アニメーション制作 ぎゃろっぷ
製作 フジテレビ、
ASATSU→ASATSU-DK→アサツーディ・ケイ→ADK
放送局 フジテレビ系列局
放送期間 1996年6月16日 - 2004年12月19日
話数 373話
その他 放送終了後、特別番組として13話放送。
テンプレート使用方法 ノート

1996年6月16日から2004年12月19日まで、フジテレビ系列で、日曜日19:00-19:30に放送された。全373話。放送開始日の2週前の1996年6月2日に前番組『キテレツ大百科』実質の最終制作話[1]「ルルル!未知からのメッセージ」を放映する予定だったが予定の変更で放送中止となり、スタッフはそのまま『こち亀』の第1話の制作に移行した。こうした背景からアニメ制作スタッフは『キテレツ大百科』からの続投が多い。

最終回は両津が派出所から去ろうとするが、結局そのまま残り「これからも話は続く」というラストとなり、8年間の放送に幕を閉じた。テンプレート:要出典範囲

前番組『キテレツ大百科』と同じく、特番や野球中継のため放送休止になることが度々あり、時にはひと月に一回しか放送しない事もあった。

設定など[]

本作は多くの点が原作から変更されており、特に過激なシーン、両津が破廉恥行為を行うシーンなどはカットされるか低年齢に向けて大幅に差し替えられている。また、両津の性格も原作と比べ穏やかとなり、警官として真面目に仕事をしている場面が強調されていたり、子供に優しく接するシーンも多い。原作初期の頃の中川と麗子も両津並みの破天荒ぶりだったが、アニメでは当初からまともな性格となっているなど(初登場回のみを除く)、キャラクターの設定が一部異なっているところがある。アニメオリジナルのキャラクターも登場し、ドラえもんなどのように愛らしいキャラクターが登場するエピソードがある。「両津と対立する一番のライバル」という設定のキャラクターも「早乙女リカ」から「小野小町」に変わっており、その対立も早乙女ほど過激かつ陰湿なものではなくなっている。また原作の「ボーナス争奪戦」はアニメでは毎年のシリーズ化になり、1996年から2003年まで8回にわたって製作された[2]

声優[]

キャスティングにネルケプランニングが関与していたため、ラサール石井森尾由美などのタレントや、竹本英史木内秀信前田剛といった若手声優の出演が多く、ベテラン、中堅クラスの声優の出演が少なかった。

その中で、レギュラーキャラを演じた有名声優陣は、中川圭一役の宮本充、寺井洋一役の茶風林(104話以降、林家こぶ平に交代)、本田速人役の家中宏、麻里愛役の麻生かほ里小野小町役の岡本麻弥(93話以降、元CoCoのメンバー、三浦理恵子に交代)ぐらいである。

また、初期には俳優の堺雅人八嶋智人も出演していた。ただし、堺の演じた白鳥役は2001年の年末スペシャルから和田智に交代している。

こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物」を参照

原作とアニメとの相違点[]

アニメは原作と別の流れなのでキャラクターの登場する順番も異なる。ほとんどの話は原作の話をつなぎ合わせており、タイトルも異なるため、原作とタイトルとオチが同じ話は極めて少ない。が、ごくまれに原作に忠実に沿ったエピソードがあり、その際はAパートとBパートに分けられる。

舞台設定[]

またこち亀世界がフィクションだと意識している話があり、原作の「劇画刑事・星逃田!」と「住人と色」は漫画版では漫画の世界、アニメ版ではアニメの世界だと意識している。また原作の「人生色いろ!」はアニメでは「運命の分かれ道」として内容は大幅に異なるものの再現されている。また、昭和50年代初頭より連載されている漫画のため、原作の舞台の年代も様々であったがアニメでは1990年代後半以降の設定に変更されている。

制作状況[]

1997年ポケモンショック以後、各局のテレビアニメでは番組冒頭に視聴者向けに“部屋を明るくして、テレビから離れてみるように”といった趣旨のテロップを冒頭に流すようになったが、本作では登場人物が合唱して「テ、テ、テレビを見るときは部屋明るくしてはなれて見てね」という注意を促し、オープニングが『だまって俺についてこい』の時は20世紀フォックスのロゴをモチーフとした“注意ロゴ”の前で両津が視聴者にと口頭で注意を促すというユニークな手法を取ったが、オープニング変更後廃止された。

当初はセル画で制作されていたが、第145話よりCGでの制作となっている[3]

1996年放送分はアイキャッチがなく、本編の最後に警察を意識して「本日の被害」と題して、その話で両津が壊したものの一覧を紹介するコーナー(例外で麗子や本田が壊したものを紹介した時がある)があったが、1997年1月以降はアイキャッチが出来たため「本日の被害」は時間上廃止された。アイキャッチは原作を意識した車の扉絵のようなものであった。CG化した後、夏季は両津の顔のデザインの花火、冬季は両津の雪像のアイキャッチが流れていた(この時、タイトルロゴではなく黒い明朝体でのタイトル名で表示されていた)。

アニメのサブタイトルの画像は1996年は両津一人の画像、1997年は自転車に乗っている両津、中川、麗子、部長、寺井、犬の画像。1999年からCG化するまでは青色の画面で両津の顔度アップの画像であり、CG化以降はたくさんの両津の顔の浮き彫りに加工した画像になり、終盤はその回の画像がパズルのようにバラバラになっておりそれでピースが組み合わさって完成するような形になった(話によって例外もある)。一時的に1998年の第91話から第96話まではその話に関係ある物、主に背景が画像になっていた。

また次回予告は1998年まではEDの前であったが、それ以降はED後になった。

放送話リスト[]

特別番組版[]

2004年12月19日の「アニメ大忘年会祭り!! こち亀最終回! サザエまる子ルフィで両さん8年間ありがとうスペシャル」枠内で放送された『さよなら両さん大作戦』をもってレギュラー放送は終了となったが、その後も不定期に特別番組としてスペシャル時に復活し、レギュラー時代同様フジテレビで放送されている。かつてはこれまでと同じく日曜の夜の特番に内包されていたが、2006年に日曜19時枠のアニメ枠が消滅した影響から、現在では同じく19時枠で放送していた『ONE PIECE』の枠である日曜午前9時台での不定期放送になった。2008年以降は放送されていない。

過去放送したSP版は下記の通り。(放送時間はすべてフジテレビにおけるもの)

  • 2005年1月3日『マグロに乗った警官』
    • 「お正月だヨ お年玉アニメスペシャル」の枠内で放送(8:35 - 9:05 一部地域のみ)。
    • この話は現在最後の30分1話完結の話でANIMAXでの放送ではこの話は全344話中の第343話として放送された。なお344話はTV本放送の最後に放送された「さよなら両さん大作戦」を放送。
  • 2005年3月27日『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』
    • 「お待たせッ! 両さんも揃って大興奮! 桜満開アニメスペシャル!!」の枠内で放送(19:54 - 20:54)。
    • さとう珠緒が声優に挑戦し、“泣き虫アイドル・くるみ”として出演した。
  • 2005年10月23日『両さんと忠犬ラッキー物語 〜亀有大包囲網をかわせ!!〜』
    • 「サザエさん生誕60周年結婚秘話など大公開! まる子両さんルフィもお祝いだよアニメSP」で放送。
    • この話の中では海外ドラマ『24』のパロディで、画面が分断され、中央にデジタル時計が表示する演出がなされた。
  • 2006年4月2日『走れ!両津式チンチン電車〜思い出の大次郎号〜』
    • 「祝ちびまる子ちゃんドラマ化決定&サザエさん生誕60周年&こち亀30周年をルフィもドンとお祝いするゾ!SP」でが放送された。
  • 2006年9月24日『両津の浅草リニューアル大作戦!!〜あぁ 思い出の花やしき〜』
    • 「サザエさんも秋祭りこち亀は30周年大活躍ワンピースも2本立て超豪華アニメSP!!」で特別版が放送された。
  • 2007年8月5日8月12日『シートン探検隊!隅田川の誓い〜思い出の白い鯨を探せ!〜』
    • 通常『ワンピース』を放送している時間枠(9:30 - 10:00)にて前・後編に分け、2週連続で放送(一部地域のみ)。『シートン探検隊!隅田川の誓い〜思い出の白い鯨を探せ!〜』後編終了後に、2007年秋(9月30日『ONE PIECE』を放送している時間枠(9:30 - 10:00))の特別番組の予告が流れた。
    • これ以降は『ワンピース』の枠で放送をしている。
  • 2007年9月30日10月7日『両さんの寿司食いねえ!〜頂上マグロ対決!!〜』
    • 泉谷しげる時東ぁみがそれぞれ寿司職人とその娘役でゲスト出演した。
  • 2008年4月6日4月13日『ワシと俺!?〜ぼくらは浅草少年探偵団!〜』
    • この作品はタイムスリップを絡ませたエピソードで、タイムスリップ先の1964年(放送年から44年前)に幼少時代の両津・中川・麗子・本田・左近寺・ボルボ・豚平・珍吉が同年代というかなり無茶苦茶な設定である。また、左近寺やボルボの出身地は東京でないにもかかわらず、東京出身であった設定となっており、前述以外にもこれまでの設定と矛盾する点が見られる。
  • 2008年10月26日11月2日『目指せ!亀有スーパースター!!両津式アイドルへの道!』
    • 佐藤めぐみが秋本優役で主演した。
    • アニメ版では麗子のほうが中川よりも先に派出所勤務となっているが、この作品では麗子が派出所に配属された時点で既に中川は派出所に勤務している。

スタッフ[]

  • 原作 - 秋本治
  • 企画 - 清水賢治→金田耕司→藤山太一郎→小中ももこ・中野利幸(一時期)→浜野貴敏、杉山豊松下洋子
  • 監督 - やすみ哲夫三沢伸高松信司高本宣弘鴫野彰
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 丹内司(後期はメインキャラデザイン)、山内昇寿郎(2000年まで)→北崎正浩(後期から ゲストキャラデザイン、総作画監督)
  • 美術監督 - 柴田聡
  • 撮影監督 - 小堤勝哉→清水泰宏→枝光弘明→赤沢賢二
  • 音楽 - 米光亮佐橋俊彦
  • 音響演出 - 藤山房伸高桑一
  • プロデューサー - 金田耕司 、若菜章夫別府幸司→池牟禮誠→杉村重郎→河村義治 、松下洋子・生田英隆→三宅将典
  • アニメーション制作 - ぎゃろっぷ
  • 制作 - フジテレビ、ASATSU→ASATSU-DK→アサツーディ・ケイ→ADK

主題歌[]

オープニング・テーマ[]

  1. 夏が来た!Diamond Head) - 「渚の女王様」より
    超作詞[4] - S中野 / 作曲 - Danny Hamilton / 編曲 - 西脇辰弥 / 唄 - 女王様
    使用:第1話 - 第12話。テレビ放送時のOPのクレジットでは、「夏が来た!」でなく「渚の女王様」と表記されていた。
  2. Everybody Can Do!
    作詞 - 山本成美 / 作曲・編曲 - 秋元直也 / 唄 - TOKIO
    使用:第13話 - 第39話。
  3. 葛飾ラプソディー
    作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 堂島孝平 / 編曲 - 中山努・堂島孝平 / 唄 - 堂島孝平
    使用:第40話 - 第145話。
  4. こちら亀座の女
    作詞・作曲 - つんく♂ / 編曲 - 小西貴雄 / 唄 - 山田修とハローナイツ
    使用:第146話 - 第154話。
  5. おいでよ亀有
    作詞 - ラサール石井 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 両津勘吉とこち亀うぃ〜ん合唱団[5]
    使用:第155話 - 第208話。使用期間中の数話のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。また、後にEDとして使用されることが多い。
  6. だまって俺についてこい
    作詞 - 青島幸男 / 作曲 - 萩原哲晶 / 編曲 - 池多孝春 / 唄 - 天童よしみ
    使用:第209話 - 第324話。使用期間中のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。一回だけOP中に両津の顔がモザイクで隠されたこともあった(第240話)。太鼓の達人シリーズにも収録されていたこともある。
  7. 葛飾ラプソディー〜ヤムヤムversion〜
    作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 堂島孝平 / 編曲・唄 - Yum!Yum!ORANGE
    使用:第326話 - 第369話。使用期間中のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。

エンディング・テーマ[]

  1. スマイル
    作詞・作曲・編曲 - 渡辺慎 / 唄 - ホフディラン
    使用:第1話 - 第12話。
  2. いいことあるさ
    作詞・作曲 - 加藤ひさし / 編曲 - 伊藤銀次ザ・コレクターズ / 唄 - ザ・コレクターズ
    使用:第13話 - 第39話。
  3. 淑女(レディー)の夢は万華鏡
    作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 佐橋俊彦 / 編曲 - 岩本正樹 / 唄 - 奥菜恵
    使用:第40話 - 第74話。
  4. ブウェーのビヤビヤ
    作詞・作曲・唄 - 所ジョージ / 編曲 - 井上鑑
    使用:第75話 - 第122話。
  5. “Kyun”
    作詞 - 牧穂エミ / 作曲 - 春畑道哉 / 編曲 - 春畑道哉、池田大介 / 唄 - Kanae
    使用:第123話 - 第135話。
  6. 君と僕
    作詞・作曲 - 平義隆 / 編曲 - The LOVE、富田謙 / 唄 - The LOVE
    使用:第136話 - 第143話。
  7. 毎日、ノープロブレム
    作詞 - うえのけいこ / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 小町&奈緒子(三浦理恵子三橋加奈子
    使用:第152話 - 第206話(第177話を除く)。使用期間中のEDで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
  8. ナイスな心意気
    作詞 - 戸沢暢美 / 作曲 - 飯田建彦 / 編曲 - 石塚知生 / 唄 - アラシ[6]
    使用:第248話 - 第274話。
  9. テツandトモのなんでだろう〜両さんバージョン〜
  10. テツandトモのなんでだろう〜こち亀バージョン〜
    2曲ともに作詞、唄 - テツandトモ / 作曲 - トモ / 編曲 - 三沢またろう
    使用:第294話 - 第305話(両さんバージョン)、第306話 - 第315話(こち亀バージョン)。
  11. Hai,Irasshai(ハイ! いらっしゃい)
    作詞・作曲・唄 - NICEGUY人
    使用:第316話 - 第325話。
  12. ジュゲム〜こち亀バージョン〜
    作詞 - 古典落語、川崎敏郎 / 作曲・編曲 - 関川秀行 / 唄 - 両津勘吉and大江戸台風族
    使用:第354話 - 第369話。最終回スペシャルの第369話 - 第372話はDVDではこの曲に変更されている。

期間限定ED[]

葛飾ラプソディー
作詞 - 森雪之丞 / 作曲・唄 - 堂島孝平 / 編曲 - 中山努・堂島孝平
使用:TVSP 両さんアメリカへ行くでのみ使用(特別バージョン)。
気持ちだよ
作詞 - 康珍化 / 作曲・唄:吉田拓郎 / 編曲 - 瀬尾一三
使用:第144話 - 第151話 『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』の主題歌として使われた。
ロボ刑事番長の歌
作詞 - 西園悟 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - 両津勘吉(ラサール石井
使用:第177話。使用されたのが一回のみ。
おいでよ亀有
作詞 - ラサール石井 / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 唄 - 両津勘吉とこち亀うぃ〜ん合唱団
使用:第209話 - 第247話、第282話 - 第293話、第335話 - 第353話、第369話 - 第373話(第369話-第373話はレギュラー放送最終回)元はOP曲だったがEDとして使用されるようになる。
夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
超作詞 - S中野 / 作曲 - Danny Hamilton / 編曲 - 西脇辰弥 / 唄 - 女王様
使用:第275話 - 第281話。初代OP時代のアニメーションを流用しているが、タイトルロゴが表示される冒頭部分は2代目OP『Everybody Can Do!』冒頭部分のアニメーションに差し替えられている。なおDVDでは「おいでよ亀有」に変更されている。
語れ!涙!
作詞・作曲・編曲・唄 - SEX MACHINEGUN
使用:第326話 - 第334話 DVDでは「おいでよ亀有」に変更されている。『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!』 の主題歌として使われた。

挿入歌[]

ロボ刑事番長の歌
作詞 - 西園悟 / 作曲・編曲 - 山崎利明 / 唄 - 両津勘吉(ラサール石井
使用:第177話。

主題歌のアニメーション[]

オープニングで最も長く使われたのは『だまって俺についてこい』であるが、『葛飾ラプソディー』は『堂島孝平version』と『ヤムヤムversion』を合わせればこちらの方が長く、番宣CMでも使われていた。逆に一番短かったのは『こちら亀座の女』で、この曲は9話しか使われなかった。

エンディングではOPとは逆に使用期間が短い曲が多いが、『おいでよ亀有』は連続放送時、4回も使用された。使用回数はトータルで一番長い(アニメーションに関しては下記参照、TVSP『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』のEDも『おいでよ亀有』)。基本的に両津中心、女性キャラ中心、登場人物集合の場合の映像がある。『ブウェーのビヤビヤ』の登場人物集合シーンでは御所ヶ原組長、ダメ太郎、炎之助など当時アニメ未登場のキャラが先行して登場した。劇場版の公開直前は劇場版の主題歌(『気持ちだよ』、『語れ!涙!』)が流れていた。『君と僕』の最後のワンシーンには登場人物が集合している。また、チャーリー小林やドルフィン刑事など、アニメでは1話のみ登場だった人物も登場している。

おいでよ亀有
『おいでよ亀有』は、1回目のED使用時に4回変更されている。第209話から第215話までは、『こち亀 言えるかな?』という過去登場したキャラのワンシーンを流すアニメーション、第216話から第218話までは『こち亀 言えるかな? 回答篇』、第219話から第236話までネガの中に今までのエピソードのワンシーンを流すアニメーション、第237話から第248話までは両津の少年時代を映画風に流したものが使用されている(第237話から制作のASATSU-DKの表示がアサツーディ・ケイとなった 現ADK)。2回目のED使用時は、275話から281話までは背景に流れるシャボン玉の中に、これまで放送されてきた『こち亀』の話の一部のシーンを取り上げたものが流れているものが使用された(これは最終回でも使用された、最終回ではシャボン玉の数も増え、もちろんアニメーションも追加されている)。283話から使用終了までは1度目と同じネガの中に今までのエピソードのワンシーンを流すものが使用された。(アニメーションは変更されている。1度目はセル画のみ、2度目はCGのみ)OPとして終了後も番組後期の提供テロップの曲としても使用されている。歌詞にあったアニメーションはOPのみである。

その他[]

  • 第209話「こちら東銀座歌舞伎座前派出所」(2001年1月14日放映)で、両津が銀座の歌舞伎座前派出所に一時異動になる展開があり(原作の39巻後半に相当)、「こちら東銀座歌舞伎座前派出所」という作品の予告が行われた。番組の中で『おいでよ亀有』の歌詞が変更された。そしてこの回の最後に「ウンジャラゲ」という架空の国(元ネタはハナ肇とクレージーキャッツの同名の曲)派出所に勤務することになり『こちらウンジャラゲ王宮前派出所』となった。この回からOPが『黙って俺についてこい』、EDが『おいでよ亀有』となった。
  • ED1回目の『おいでよ亀有』の『こち亀 言えるかな?回答篇』において、絵崎コロ助の「絵」が「江」となっていた。
  • 第222話『視聴率を盗んだ男』で本人役で当時プロデューサー補の萬代知が声優として出演している。
  • 透明人間の話は2002年3月にやる予定だったが、制作の都合でしゃっくりパニックに変更された。
  • 最高視聴率は第248話「ヨーロッパ横断!麗子救出大作戦」(2002年1月6日放映)、第301話・第302話「お雛さんざん誕生日・両津と両津!?」(2003年2月23日放映)の19.1%だった。第1話「××警官両津現る!?」(1996年6月16日放映)は18.0%、最終回(第369話~372話)『アニメ大忘年会祭り!!こち亀最終回!サザエまる子ルフィで両さん8年間ありがとうスペシャル』(2004年12月19日放映)は13.8%だった。
  • 2004年12月19日放送の最終回で、1969年12月7日開始の『アタックNo.1』以来35年に渡って、制作会社を変えながら続いた、アサツー ディ・ケイが代理店を務めた番組路線は終了した。

テンプレート:前後番組

劇場版[]

テレビアニメを映画化したもの。2作ともに東宝系で上映。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
1999年12月23日上映。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!
2003年12月20日上映。

関連商品[]

映像ソフト[]

バンダイビジュアルでは、テレビアニメのビデオ、レンタル専用DVD(両さん奮闘編)をリリースしている。ビデオは全32巻(第1話 - 第138話)、DVDは全54巻(第139話 - 第374話)。スペシャル版はビデオで数巻出されたままで発売が止まっており、長らくソフト化されていなかったが、2010年5月28日よりレンタルDVDがリリースされる、また、ビデオに収録されていた話のセレクションDVDも発売されている。

DVD(両さん奮闘編)は30分でない長編のTVSP、第197話「慎吾ママの無理やり朝ごはん!」、第208話「21世紀だよ 祝い隊参上!」と第373話「最終回おまけ」は収録されていない。

レギュラー放送時のTVSP版と、レギュラー放送終了後に放送されたSP版のレンタル専用DVDは、2010年5月28日よりレンタルが開始された。全10巻。

音楽集[]

コロムビアから過去に2枚の音楽集が発売されたが2枚とも廃盤となり、入手困難とされたが、2007年3月21日に「音楽集」が再発売された。「音楽集弐」の再発売については不明である。なお、未収録曲も多数存在するが、これらのCD化はされていない。その他、劇場版のサウンドトラックが2枚存在する。

  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 2007年3月21日発売(再発売)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 1997年2月21日発売(廃盤)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集弐 1997年8月21日発売(廃盤)
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE オリジナルサウンドトラック 1999年12月18日発売
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 オリジナルサウンドトラック 2003年12月17日発売

ゲームソフト[]

キャラクターデザインおよびキャスト・キャラクター設定はテレビアニメに準じている。単行本107巻(大混戦「こち亀」ゲームの巻)でプレイステーションとセガサターンの2作品が紹介され、両津らがセガサターン版をプレイしている。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
ハイテクビル侵攻阻止作戦!の巻
ジャンル シミュレーションゲーム
対応機種 プレイステーション
発売元 バンダイ
人数 1人
発売日 1997年7月24日
価格 6800円(税抜)
  
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ハイテクビル侵攻阻止作戦!の巻

バンダイより発売されたプレイステーション用ゲーム。プレイヤーは中川財閥が建築したハイテク超高層ビル「中川アイランドタワー」の警備責任者となり、リアルタイムで侵入してくる両津勘吉、ボルボ西郷、電極+、麻里愛の4名を、トラップを設置することで妨害して撃退する。1人でも最上階に侵入されるとゲームオーバー、4人とも撃退するとグッドエンドとなる。4人はそれぞれ得手、不得手のトラップがあり、様々なトラップを駆使して戦う事になるが、それぞれ異なるトラップ設置時間が必要であり、また、どのキャラもどのようなルートを通ってくるか分からない(特に両津は通路以外の場所を抜けたりすることがある)ため、ある程度想定して先回りしてトラップを仕掛けておく必要がある。

ボルボの声を担当したのは原川浩明(開発当時はアニメ未登場のため)。また、麗子の名前が秋山麗子となっている。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
中川ランド大レース!の巻
ジャンル 立体ボードゲーム
対応機種 セガサターン
発売元 バンダイ
人数 1人〜6人
発売日 1997年8月29日
1998年8月20日(サタコレ)
価格 6800円(税抜)
2800円(税抜・サタコレ)
  
こちら葛飾区亀有公園前派出所 中川ランド大レース!の巻

バンダイより発売されたセガサターン用ゲーム。3Dで表現された、巨大アミューズメント・パーク「中川ランド」を舞台としたボードゲームタイプ。

プレイヤーキャラはそれぞれ能力が異なる両津、中川、麗子、本田、ボルボ、マリアの6人(プレイヤーが選択しなかったキャラクターはCPUが担当)のうち1人を選択し、ルーレットを回してゴールへとキャラクターを導く。ルーレットの数字もキャラクターによって異なる。また、同じコマにキャラが重なった場合はバトルとなり、キャラの絵柄が描かれたルーレットが出る。負けたキャラは1つ後ろのコマへもどされる。そのコマにもキャラが居る場合は、無条件でさらに後ろのコマに戻される。

お金やポイントの増減が発生するコマのほか、ランドには様々な仕掛けが用意されており、ルーレットを回して列車を待つ(中川は免除)、お金とポイントが大きく変動する天国と地獄行きのルーレット、橋が閉じている間のみ渡れる勝鬨橋、特定のコマを踏むと吊り橋が落ちる・床が落ちるなどの仕掛けがある。

両津は特殊能力のコマンドはなく、他のキャラクターに邪魔をされる度に怒りゲージが1ずつ溜まっていき、10になるとランダムで他のキャラクターの邪魔をする能力が発動する。中川と麗子は常にお金が$999999になっていて、お金が必要なシーンで困ることがない。本田は初めは徒歩で動きが遅く、他のキャラとコマが同一になった際も弱いが、バイクに乗るとバイクの性能に応じて移動が速くなり、コマが同一になった際も強くなる。ボルボも一切武器を持っていない場合はコマが同一になった際に弱いが、武器を持つと非常に強くなる。マリアはチャイナドレスに着替えると様々な拳法を使うことが可能になり、移動速度向上(ルーレットが2つ出る)、他のキャラへの攻撃などができるようになる。基本的にそれぞれの特殊能力はSHOPのコマに止まった際にお金を使って購入する。

各キャラは途中のステージでポイントを稼いでいき、最終ステージで今まで溜まったポイントを使って最終ステージ専用のルーレットと交換する。高いルーレットほど大きな数字が用意されているルーレットを使うことができる。

なお、マルチタップには対応していないので、多人数で遊ぶ際は1つのコントローラーを回して遊ぶ。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
勝てば天国!負ければ地獄! 両津流 一攫千金大作戦!
ジャンル バラエティミニゲーム
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 バンダイナムコゲームス
人数 1人
発売日 2010年6月17日発売
対象年齢 テンプレート:CERO-B
  
勝てば天国!負ければ地獄! 両津流 一攫千金大作戦!

こち亀のゲームとしては約13年ぶりの最新作になる。内容は両津が一攫千金を目指し、数々のミニゲームをクリアしていくゲーム。 ミニゲームの結果によっては億万長者になったり、借金を背負ったりする。 ミニゲームの内容は原作・アニメでお馴染みのシーンを元にする予定。

アニメ未登場の御堂春が登場。声を担当するのは白石涼子

外部リンク[]

脚注[]

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  1. 最終回は1994年に既に完成していた。
  2. ただし1996年はまだシリーズ化が想定されていないためか原作と違う「ボーナス争奪バトル」というタイトルだったが、1997年から原作と同じ「ボーナス争奪戦」の後ろに数字が付くタイトルになった。
  3. セル画での制作中に、一度だけCGで制作されたことがある(第122話)。また、第145話以降でも、セル画で放送された回があるようである(第147話A・Bパート、第148話)。
  4. もともと詞がない洋楽曲に日本語で創詞したことによるクレジット。
  5. 正式名称はこち亀うぃ〜ん少年合唱団。
  6. 当初は「嵐」と表記されていたが、途中から「アラシ」に変わっている。

関連項目[]

  • フジテレビ系アニメ
  • アサツーディ・ケイ
  • キテレツ大百科 (アニメ)
  • アニメ7

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